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屋上シート防水の雨漏り/排水口

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◎特定非営利活動法人雨漏り診断士協会認定 雨漏り診断士
◎厚生労働大臣認定 1級防水施工技能士
◎厚生労働大臣認定 1級造園技能士
◎国土交通大臣認定 2級建築施工管理技士
◎職業訓練指導員(造園科、森林環境保全科、防水科)免許取得者
◎一般財団法人建築保全センター認定 建築仕上げ改修施工管理技術者者

今回は屋上ゴムシート防水の排水口、そこでは一体何が起こっているのか、一緒に考えてみましょう。

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私が指を指しているこの排水口が、既に雨漏りの原因になっています。

ゴムシート防水が変形している箇所、防水下地とゴムシート防水は接着していない箇所があります。

屋上、ルーフバルコニー、バルコニーなどは排水口へ向かって勾配が取られています。この状態で何が起こるのか、一緒に考えてみましょう。

ご覧の通り、排水口廻りのゴムシート防水は、既に防水の役割を果たしていません。
排水口へ集まった雨水は、この下の部屋の天井または内壁、柱へ雨漏りという形で落ちてきます。

雨漏りのメカニズムはとても単純なものです。上から下へ、流れる、伝わる、落ちる、です。
これが雨漏りです。

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見えますか?
雨水が溜まっているでしょ。
既にやばい状態です。

写真のようにゴムシート防水が破断している場合、この排水口廻だけではなく、その他の箇所も丁寧に確認をしなくてはなりません。
例えば、ゴムシート同士が重なり合う端末部分などが、剥がれていることもあります。

ここで、鳥害について、少し説明をさせていただきます。
鳥害が多いゴムシート防水、それはなぜなのか。
なぜ鳥害に合うのか、考えてみました。

ゴムシート防水の端末部分が接着していない場合、くちばしで突っついたり、引っ張ったりすると、結構面白そうです。
ゴムシート防水は伸びるからです。
だから面白いんです。
くちばしで突っつくんです。
引っ張ったりすると、どうでしょう。
ゴムシートが縮もうとするので、十分遊べるんです。

これがカラスにとっては、結構楽しい遊びなのかもしれません。

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ここを見てください。

指で触ると、ゴムシート防水が簡単にめくれ上がってしまう、ということは、ゴムシート防水が下地に接着していない、ということです。
ここもくちばしで引っ張ってみると、楽しそうです。

このように目視でも簡単にわかってしまう雨漏り危険箇所は、早急に手当をする必要がある場所です。

排水口周囲、立上りと平場の取り合う部分、などは簡単にめくれてしまうので、残念ですが、この状態では屋上ゴムシート防水の防水機能はゼロです。

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防水下地が見事なくらい割れています。
残念ですが、ゴムシート防水が簡単に剥がれてしまう状態になっている場合は、ゴムシート防水を全撤去して新規で防水工事をすることになります。

日頃から注意深く防水の点検をしていただきたい、というところなのですが、屋上に上がることが難しかったり、防水を見てもあまり良くわからないこともあると思います。

それでも、防水層の点検は必要です。
なにか特別な調査をするのではなく、簡単な目視調査をするだけでも、全てが変わってくるものです。

この現場の場合、既に雨漏りがしていて、ゴムシートの端末部分とゴムシート防水の貼り合わせ部分の接着がよくありませんでした。

工事方法は、ゴムシート防水を全撤去して、新規で防水工事をすること。

屋上の面積が広い場合は、やはりまとまった工事費が必要になってしまします。

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こうなる前に手を打つことができていれば、良かったのですが。

やはり、人の体と同じように屋上防水も早めの手当が必要ですね。

もっと早い段階で、工事をすれば、もちろんお財布にやさしい小さな工事ですみます。

だからこそ、屋上防水の傷がまだ浅いうちに、小さな工事ですむうちに、雨漏りの原因の数を増やさないこと、これ以上ひどくならないようにすることが、結局はお金を活かす賢い使い方になると思います。これって、結構大事なことだと思います。

ご自宅の屋上、ルーフバルコニー、バルコニーなどの防水、今どんな感じですか?
大丈夫そうですか?

防水の状態、雨漏りの危険性、気になることは、必殺雨漏り修理人の安藤さんにご相談ください。

雨漏りを斬る!
(2022.0425/ 必殺雨漏り修理人/職人社長の安藤)


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